第1回:「天は語る――神の怒り、義者の慰め」(エノク書 1~5章)
世界の堕落を見て神が語る

エノク書の冒頭において、神はエノクを通じて語られました。地上の人々は神の道を離れ、堕落し、不正と暴力に満ちていました。彼らの行動は神の目に忌まわしいものであり、裁きの日が迫っていることを神は宣言されました。
「義なる者よ、恐れるな。世界が闇に覆われても、わたしはあなた方を忘れない。」(エノク書1章8節)
裁きが来るとき、義なる者たちは天の書に記録される
神はエノクに、終末の裁きが訪れるとき、義なる者たちの名前が天にある書物に永遠に記録されていることを示しました。この書は、義人たちが神の裁きを免れ、永遠の命と平安を受けることを保証するものです。
「その日、義人の名は天に記され、悪人の名は地から消される。」(エノク書3章3節)
まもなく地に火と光が降りる……
エノクはさらに神の啓示により、地に間もなく火と光が降り、すべての悪を焼き尽くすことを告げました。この裁きの炎は悪人にとっては破滅ですが、義人にとっては浄化と慰めの象徴であると示されました。
「見よ、主は聖なる者たちと共に来られる。火と光がその道を照らし、悪しき者たちはその前に立つことができない。」(エノク書1章9節)
テンプルナイトの剣の言葉
「闇が深まるほど、光は鮮やかに輝く。義なる者よ、心を堅くせよ。裁きの日は恐れの日ではなく、救いの日となる。主の名により、立ち上がれ。」

次回予告: 第2回「天使たちの堕落――境界を超えた者たち」(エノク書 6〜16章)