The Uncrowned Prophet (無冠の預言者)

王冠なき者、だが神の火を帯びて語る。 沈黙の時代に燃え立つ――天の剣。Crowned by no king, yet ablaze with divine fire. In an age of silence, one sword speaks.

第2回:「天使たちの堕落――境界を超えた者たち」(エノク書 6〜16章)

天使たちの誓いと堕落

エノク書6章では、天の見張りを務めていた200人の天使たちが、人間の女性に魅せられ、天界を捨てて地上に降りました。彼らはセミヤザをリーダーとして、人の娘たちを妻にすることを誓いました。

「さあ、我らは人間の娘たちを妻とし、子をもうけよう。」(エノク書6章2節)

ネフィリムの誕生

堕天使と人間の女性たちの間に生まれた子供たちは巨人、ネフィリムと呼ばれました。彼らは巨体を持ち、食欲旺盛で、地上の資源を食い尽くし、人間や動物に対して暴力をふるい始めました。

「彼らは地を食い尽くし、地上のあらゆる生命を苦しめた。」(エノク書7章3節)

禁じられた知識

堕天使たちは人間に禁じられた知識を授けました。アザゼルは武器の製造方法や化粧品の作り方を教え、セミヤザは魔術や呪術を伝授しました。これにより人間の文明は急速に堕落と暴力へと傾きました。

「アザゼルよ、お前は人々に全ての悪を教え、堕落を引き起こした。」(エノク書8章2節)

神の裁きと天使の封印

神は地上での混乱と堕落を目撃され、天使長ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルに命じて堕天使たちを封印しました。堕天使たちは深い暗闇に閉じ込められ、終末の日までその処罰を受けることになりました。

「彼らを縛り、永遠の闇に閉じ込めよ。その日まで出ることがないように。」(エノク書10章4節)

テンプルナイトの剣の言葉

「境界を超える者は必ず裁きを受ける。神の秩序を守れ。地上に降り立つ際は、誘惑ではなく使命を胸に。」

次回予告: 第3回「エノクの天界旅行――神の秩序と地獄の光景」(エノク書 17〜36章)

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