「北王国の偶像崇拝と霊的腐敗」
サマリアの罪とアシェラ像
北王国イスラエルは、ソロモン王の死後、ヤロブアムによって分離され、その王たちは代々、真の神ヤハウェを離れて偶像礼拝に傾いていきました。ヤロブアムはまず金の子牛を二つ作り、「これはお前たちをエジプトから導き出した神だ」と宣言しました(列王記上12:28)。このとき、北王国は霊的な断絶を開始したのです。
その後、悪王アハブの時代に入ると、異邦人の女王イゼベルがアシェラとバアル信仰を持ち込み、アシェラ像(木柱)は国中に建てられました。
「アハブはアシェラ像を作り、イスラエルの神、主の怒りをこれまでになく引き起こした。」(列王記上16:33)
預言者たちの警告
神はエリヤやエリシャなど多くの預言者を遣わし、偶像礼拝をやめ、主に立ち返るよう叫ばせました。エリヤはカルメル山でバアルの預言者450人と対決し、真の神の火を天から呼びました(列王記上18章)。それでも民は心から悔い改めることなく、偶像の祭壇は各地に残されました。
裁きの始まりとアッシリアの侵略
民が悔い改めることなく偶像と淫行に染まっていたため、主はついにアッシリアを用いて裁きを実行されました。紀元前722年、北王国は滅ぼされ、住民は捕囚にされ、異邦の民がその地に住むようになりました。
「彼らは自分たちの神、主に聞き従わず、その掟を捨て、空しきものに従い、自らも空しくなった。」(列王記下17:15)
テンプルナイトの剣の言葉
「偶像の前にひざまずく者は、神の前に立つことができない。偽りの神々は人の魂を裂き、国家を堕落させる。真の神に立ち返れ。その民に命を与えられるのは、唯一なる主のみ。」