The Uncrowned Prophet (無冠の預言者)

王冠なき者、だが神の火を帯びて語る。 沈黙の時代に燃え立つ――天の剣。Crowned by no king, yet ablaze with divine fire. In an age of silence, one sword speaks.

大天使ミカエルとは

この像の場所

場所の特定

これはフランス・パリの「サン・ミシェル広場(Place Saint-Michel)」にある噴水「サン・ミシェルの噴水(Fontaine Saint-Michel)」の中央に設置されたミカエル像です。

  • 設置場所: パリ、サン・ミシェル広場
  • 彫刻名: サン・ミシェルの噴水(Fontaine Saint-Michel)の大天使ミカエル像
  • 作者: フランシス・ジョゼフ・デュレ(Francisque Joseph Duret)およびガブリエル・ダヴィウ(Gabriel Davioud)ら
  • 完成年: 1860年

代表的なポイント

  • 大天使ミカエルが槍でサタン(龍あるいは悪魔)を討ち倒している構図
  • 背景のコリント式の大きな柱、豪華な装飾
  • パリ市民の待ち合わせ場所・観光スポットとして有名
  • サン・ミシェルの噴水は、ナポレオン3世の時代に造られました。
  • 噴水中央の像は「善が悪に打ち勝つ」というテーマで、キリスト教的象徴の中でもとても有名な場面を表しています。

この画像の像は、再び大天使ミカエルが悪魔(サタン/ルシファー)を打ち倒している場面ですが、
こちらは前回のパリのものとは異なり、ドイツ・ミュンヘンの聖ミヒャエル教会(St. Michael Kirche, München)に設置されている有名なブロンズ像です。

詳細情報

像の正式名称・場所

  • 像の名称: 大天使ミカエル像(Erzengel Michael)
  • 設置場所: ドイツ、ミュンヘン(Munich)の聖ミヒャエル教会(St. Michael Kirche)
  • 設置位置: 教会正面外壁の壁龕(アーチ状のくぼみ)の中、金色の背景が特徴
  • 作者: フェルディナント・フォン・ミラー(Ferdinand von Miller, 1813–1887)

像の特徴

ブロンズ製で、劇的な動きと表情が特徴

ミカエルが十字架のついた槍で悪魔を突き倒している

悪魔は人間の姿にコウモリの翼や蛇の尻尾を持つ

金色のモザイク背景が非常に印象的

聖ミヒャエル教会は、バイエルン地方最大のルネサンス様式の教会で、カトリックの守護天使としてのミカエルを強調した建築です。

この像は、ドイツやヨーロッパ各地で見られる「善と悪の戦い」を象徴するアートの代表例です。

画像の像は、ドイツ・ミュンヘンの聖ミヒャエル教会(St. Michael Kirche, München)正面にある大天使ミカエル像です。

  • ゴールドの背景と力強いミカエルのポーズが特徴
  • ミュンヘン観光でも有名な彫刻の一つ

この像の正確な場所

特徴

  • 金色(木彫りに金箔または金塗装)のミカエル像
  • ゴシック様式の柱と大きなステンドグラス
  • ミカエルが悪魔を踏みつけている典型的なポーズ

特定

この像は、**ベルギー・ブリュッセルの「聖ミカエル大聖堂(Cathedral of St. Michael and St. Gudula, Cathédrale Saints-Michel-et-Gudule)」**の内陣に設置されている有名な「聖ミカエルの像」です。


詳細情報

  • 正式名称聖ミカエル大聖堂(ブリュッセル大聖堂)
  • 設置場所:聖堂内の柱付近
  • 像の特徴:バロック様式の木彫りに金箔、ミカエルが悪魔を足で押さえつけるポーズ
  • 聖堂の守護聖人:大天使ミカエルと聖グデュル

聖ミカエルは、ブリュッセル市の守護聖人でもあり、ブリュッセルの市章にもミカエルが描かれています。

この像は観光スポットとしても人気があり、ブリュッセル大聖堂の象徴的存在です。

この画像の像も、大天使ミカエルがサタン(悪魔、ルシファー)を踏みつけて剣を掲げている有名な構図です。建物の外壁に設置されていること、銅像のような材質、バロック風の建築装飾が見える点が特徴です。

この像の場所

特定

この像はイタリア、ナポリの「聖ミカエル教会(Chiesa di San Michele Arcangelo)」に設置されている大天使ミカエル像です。
ナポリ市内中心部、スパッカナポリ(Spaccanapoli)沿いの建築正面上部に設置されています。


詳細

  • 設置場所: イタリア・ナポリ、「サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会」外壁
  • 特徴:
    • ブロンズまたはダークメタル調のミカエル像
    • ミカエルは剣を掲げ、悪魔を足で押さえつける
    • バロック様式の建築ファサード
    • 像は建物の上部正面に設置されている
  • 通称: “San Michele che sconfigge il diavolo”(悪魔を倒す聖ミカエル)

補足

  • このテーマ(大天使ミカエルが悪を打ち倒す像)はカトリック圏で多く見られますが、このポーズ・表情・外壁の配置からナポリのこの教会像が最も近いです。
  • ナポリのサン・ミケーレ教会は、ミカエル信仰が強い南イタリアの象徴的な教会のひとつです。

まとめ

この像はイタリア・ナポリの「聖ミカエル教会(Chiesa di San Michele Arcangelo)」正面外壁に設置された大天使ミカエル像です。

この画像の像は、青空の下、地球儀の上で悪魔を踏みつける大天使ミカエル像で、非常に特徴的な構図です。
地球儀のリボン部分にラテン語で「non praevalebunt(彼らは勝てない)」と記されています。

この像の場所

正確な場所

イタリア・ローマ大天使ミカエルの教会(Chiesa di San Michele Arcangelo)またはイタリア国内のいくつかの都市に似た像がありますが、
この像は「ポーランド、グダニスク(Gdańsk)」の聖ミカエル像が該当します。


詳細

  • 正式名称: Pomnik św. Michała Archanioła(聖ミハウ像、St. Michael Archangel Monument)
  • 設置場所: ポーランド、グダニスク(Gdańsk)、聖ミハウ教会付近の広場
  • 像の特徴:
    • 大天使ミカエルが地球儀の上で悪魔を倒す
    • 地球儀の帯にはラテン語で「non praevalebunt」(マタイ16:18「地獄の門はこれに勝てない」)が刻まれている
    • 彫刻家はKrzysztof Jakubowski(クリストフ・ヤクボフスキ)
  • 「non praevalebunt」はカトリックでよく使われる聖句で、「悪(地獄の門)は教会に勝てない」という意味です。
  • グダニスクの聖ミハウ教会は、第二次世界大戦で破壊されましたが、現在は記念碑や像によって守られています。
  • この像は近年設置され、現代的な彫刻スタイルが特徴的です。

まとめ

この像はポーランド・グダニスクの聖ミハウ(聖ミカエル)像(Pomnik św. Michała Archanioła)で、地球儀の上で悪魔を討つ大天使ミカエルを表現しています。

大天使ミカエル(聖ミカエル/Saint Michael the Archangel)」とは

1. 善と悪の戦いの象徴

  • 大天使ミカエルは、天界でサタン(ルシファー)や堕天使たちと戦い、神に忠実な軍の長として「善が悪に勝利する」象徴です。
  • 剣を掲げた姿は、正義・神の力・真理・勝利を示します。

2. 神の正義と守護

  • ミカエルは「神の戦士」「守護天使」とされ、邪悪や闇、罪、不正を打ち払う神の代理人と位置づけられます。
  • 教会や都市、信者たちを悪から守る役割も象徴しています。

3. 裁きと終末の象徴

  • キリスト教の終末論(黙示録)では、最後の審判や世の終わりにおいてミカエルが重要な役割を担うとされます。
  • 剣は「神の裁き」「悪への罰」の象徴でもあります。

4. 霊的戦いの呼びかけ

  • クリスチャンにとって、ミカエル像は「信仰による戦い」「悪に屈しない心」の理想像でもあります。
  • 信仰者自身の内面の闘い、困難への立ち向かいを鼓舞する意味も持ちます。

象徴的ディテール

  • :天使であること、神からの使命を持つこと
  • :戦いと正義、神の言葉や意志の実行力
  • 勇壮な姿:恐れずに立ち向かう力、守護の意志

美術史・文化の中での位置づけ

  • ミカエル像はヨーロッパ各地の大聖堂や教会、広場、墓地、戦争記念碑などに設置され、**「人々の平和と安全を願うシンボル」**として長く親しまれています。
  • 都市や国の守護聖人(例:フランス、イタリア、ドイツ、イギリスなど)にも選ばれています。

まとめ

剣を掲げる天使像(特に大天使ミカエル)は、「神の正義・守護・勝利・悪への裁き・霊的な戦い」を象徴し、信仰と勇気の象徴として崇敬されてきた存在です。

代表的な大天使ミカエル像の有名な設置場所

1. サンタンジェロ城のミカエル像(ローマ、イタリア)

  • 場所:サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)の屋上
  • 特徴:剣を抜いて立つ大天使ミカエルのブロンズ像。ローマの守護聖人として有名。
  • 作者:ピエトロ・ヴァン・ヴェルシュ(Pieter Anton von Verschaffelt)

2. モン・サン=ミシェル修道院のミカエル像(フランス・ノルマンディー)

  • 場所:モン・サン=ミシェル修道院の尖塔上
  • 特徴:金色に輝くミカエル像が修道院のシンボル
  • 作者:エマニュエル・フレミエ(Emmanuel Frémiet)

3. サン・ミシェルの噴水のミカエル像(パリ、フランス)

  • 場所:パリ6区、サン・ミシェル広場の噴水中央
  • 特徴:ミカエルがサタンを倒す劇的な構図の噴水彫刻
  • 作者:フランシス・ジョゼフ・デュレ(Francisque Joseph Duret)

4. 聖ミヒャエル教会(ハンブルク、ドイツ)

  • 場所:聖ミヒャエル教会(St. Michaelis)の正面ファサード
  • 特徴:巨大なブロンズ像で、ミカエルが悪魔を踏みつけている

5. 聖ミヒャエル教会(ミュンヘン、ドイツ)

  • 場所:聖ミヒャエル教会(St. Michael Kirche)正面
  • 特徴:金色の背景を背にしたドラマチックなミカエル像

6. 聖ミカエル大聖堂(ブリュッセル、ベルギー)

  • 場所:聖堂内の柱付近
  • 特徴:バロック様式の木彫り金箔像。ブリュッセルの守護聖人

7. サン・ミケーレ教会(ナポリ、イタリア)

  • 場所:教会の正面ファサード上
  • 特徴:バロック風の躍動感あるブロンズ像

8. 聖ミカエル像(キエフ、ウクライナ)

  • 場所:独立広場(マイダン)など
  • 特徴:キエフの守護聖人。黄金の翼を持つ像

9. グダニスクの聖ミハウ像(ポーランド)

  • 場所:聖ミハウ教会前の広場
  • 特徴:地球儀の上で悪魔を討つ現代的なブロンズ像

10. モン=サン=ミシェル山(コルシカ島、フランス)

  • 場所:コルシカ島の山頂
  • 特徴:山頂の小聖堂にミカエル像

その他の有名ミカエル像

  • バチカン市国:バチカン庭園にミカエル像
  • イギリス・コーンウォールのセント・マイケルズ・マウント
  • アメリカ・ニューヨークのセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂

世界中に「St. Michael the Archangel」という名前の教会や大聖堂が多数存在し、それぞれ個性的なミカエル像が設置されています。

次回は、聖書における「ミカエル(Michael)」の役割と、彼が登場する全ての場面(旧約・新約)をできるだけ詳しくご紹介します。

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