The Uncrowned Prophet (無冠の預言者)

王冠なき者、だが神の火を帯びて語る。 沈黙の時代に燃え立つ――天の剣。Crowned by no king, yet ablaze with divine fire. In an age of silence, one sword speaks.

荒野の旅は、古代イスラエルの民だけの物語ではありません。
それは今を生きる私たち一人ひとりの人生の姿でもあります。
試練、苦悩、孤独――「シンの荒野」を歩むような日々の中で、人はしばしば挫けそうになります。

モーセは民を率いてここまで来ました。しかし、彼自身はヨルダン川を渡ることを許されませんでした。
それは体力や年齢の問題ではなく、偉大な信仰者モーセでさえ、神の御心に従い、渡ることを赦されなかったのです。

この事実は、神の前に立つ私たち人間が、いかに自らの力ではなく、神の恵みによって生かされているかを雄弁に物語っています。

けれども信仰によって歩み続ける者には、必ず「ヨルダン川を渡る時」が訪れます。

それは地図の上のヨルダン川ではなく、人生の最終関門を越えて、神の祝福と栄光を受け取る瞬間です。

モーセが遠くに約束の地を望み、ヨシュアと民が川を渡って新しい時代へと踏み出したように、私たちもまた信仰の力によって越えて行くのです。

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