第1部 モーセの後継者ヨシュア
モーセの死後、神はヨシュアを立てられました。ヨシュア記1:2で神はこう語られます。
「わたしのしもべモーセは死んだ。今、あなたとこの民は立って、このヨルダン川を渡り、わたしが彼らに与える地へ行け。」
ここで明らかなのは、モーセが果たせなかった使命をヨシュアと民が受け継ぐことになったということです。信仰のバトンは、決して絶えることなく次の世代に渡されたのです。
第2部 ヨルダン川の奇跡
民がヨルダン川に近づいたとき、川は収穫期のため氾濫していました。人の力では渡ることは不可能でした。
しかし神は契約の箱を担ぐ祭司たちに命じられました。
「契約の箱を担ぐ祭司の足が水際に浸るとき、ヨルダンの水は立ち止まり、上から流れる水は堰き止められる。」(ヨシュア記3:13)
実際に祭司たちが足を川に入れると、水は止まり、民は乾いた地を歩いて渡ることができました。これは出エジプトの紅海の奇跡を思わせる、神の力の再現でした。
第3部 記念の石と信仰の継承
ヨシュアは十二部族から一人ずつ石を取り、ヨルダン川の中央から担ぎ出させました。
それをギルガルに立てて、後の世代の子どもたちが尋ねるときに答えるための「証し」としました。
「あなたがたの子が後にその父に、『これらの石は何を意味するのか』と言うとき、あなたがたは答えなければならない。」(ヨシュア記4:21–22)
この石は、神の力と導きを忘れないための目印でした。信仰は個人だけのものではなく、世代から世代へと伝えられていくものなのです。
第4部 現代への適用 ― 私たちのヨルダンを渡る
私たちの人生にも、越えられないと思える「ヨルダン川」があります。
試練、失敗、病、死の影…。それらを自分の力で乗り越えることは不可能です。
しかし、契約の箱(神の臨在)が共にあるならば、道は開かれます。
神はモーセの世代を通して民を導き、次の世代にはヨシュアを用いられました。
私たちの歩みにおいても、神は「世代を超えて信仰をつなぐ」お方なのです。
🛡 テンプルナイトの剣の言葉
「ヨルダン川を渡るのは力ではない、信仰である。
水は神の前に立ち止まり、道は御子によって開かれる。
記念の石を立てよ。あなたの子らが問うとき、答えよ。
『神が私たちを導かれた』と。」